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映画「オデッセイ」内容と解説

 

「オデッセイ」についてまとめます。

 

 

2015年製作  アメリカ映画

上映時間:142分

配給:20世紀フォックス




解説

 

原題名は「The Martian」で意味は『火星の人』です。

 

火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルを

緻密な科学描写とともに描いた、アンディ・ウィアーの

ベストセラー小説「火星の人」を映画化した作品です。

 

極限状態の中でも人間性を失わず、地球帰還への

希望を持って生き続ける主人公マーク・ワトニーを

マット・デイモンが演じ、「エイリアン」

「ブレードランナー」などSF映画の傑作を残してきた

巨匠リドリー・スコットがメガホンをとりました。

 

作品の内容(あらすじ)

 

宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星への

有人探査計画であるアレス3に、クルーとして参加する。

 

宇宙船ヘルメス号で火星に到着したワトニーら

クルー達は、地表を探査任務中、大砂嵐に襲われた。

 

彼等は全ミッションを放棄して火星からの退避を決めて

ロケットへ向かうが、その最中に強風で折れた

アンテナがワトニーを直撃し吹き飛ばされてしまう。

 

指揮官のメリッサ・ルイスとクルーたちは現状と環境を

システムから計算した結果、ワトニーが死んだと

判断して火星衛星軌道上のヘルメス号へ戻り、

地球への帰還のため出発してしまう。

 

ところが、ワトニーはいくつもの偶然が重なり

重傷を負ったが奇跡的に生存していた。

 

 

火星に1人取り残されてしまったことを知った彼は、

残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。

 

 

地球から救助隊や支援物資がすぐに来る見込みはない。

 

ワトニーは植物学者としての持ち前の知識を活かし、

前ミッションから基地内に残留保存されていた資材を

材料に水、空気、電気を確保する。

 

さらに物資の中にあった「感謝祭まで開けるな」と

書かれた箱の中から「生のジャガイモ」を発見し、

火星の土と「クルーの排泄物」をもとに耕作用の土を

用意し、そのジャガイモの栽培に成功する。

 

 

ワトニーは次のミッションであるアレス4が

到着するまでの4年間を生きのびようと、

火星の厳しい環境に立ち向かう。

 

その頃、NASAでは偶然ソーラーパネルや

ローバー2が動いている事で、死亡していたと

思われていたワトニーの生存を察知する。

 

ジャガイモの栽培に成功している事を知らない為、

NASA側ではどう計算しても食料が足りず、

地球からは通信さえ取れない状況にあるワトニーの

生存は、地球に向かっているヘルメス号のクルー達には

伏せられた。

 

ワトニーは過去に火星に送り込まれて壊れたと

判断されて廃棄されていた無人探査機

マーズ・パスファインダーを見つけて回収し、

その通信機能を回復させた。

 

NASAは彼がマーズ・パスファインダーを

掘り出す事を察知し、地球側に保管されていた

マーズ・パスファインダーのレプリカを通して

短い通信を可能にした。

 

だが、この段階では複雑な内容を伝えることは

できないため、まずは16進法を用いた情報伝達方法を

確立させ、ローバーのシステムをハッキングして

システムを追加する方策をNASA側がワトニーに

教えたことで、ようやく文章送信による直接連絡が

可能になった。

 

そんなある日の夜、居住施設の外層が破損、

ワトニーが入ったままのエアロックが

吹き飛んでしまう。

 

宇宙服がその衝撃で破損してしまうがワトニーは

辛うじて無事で、施設の応急修理も成功して

再度住めるようにはなったが、栽培中だった

ジャガイモと作り上げた土壌が火星の極度な

冷気によって全滅してしまった為、残った食料を

何とか食い延ばすことを余儀なくされてしまう。

 

NASAはワトニーのために追加の食料などを

送ることを決めて、無人輸送艇などを急遽建造して

ロケットを打ち上げるものの、急ぐあまりに

一部の点検を省略したため、貨物のバランスが崩れて

打ち上げは失敗してしまう。

 

NASAのロケットによる支援ができなくなった矢先、

中国国家航天局から援助の申し出があり、

救助のための輸送を中国のロケットが

引き受けることになり、新たな輸送艇の建造が

急ピッチで進められた。

 

NASA長官で最高司令官であるテディ・サンダースは

地球帰還中のアレス3のクルーたちを安全に

帰還させるか、発見されたもう一度火星に戻る方法を

使用し、リスクを冒してクルーたちにワトニーを

救わせるかの二者択一に迫られるが、彼は安全の為に

前者を選ぶ。

 

しかし、長官のその意図はフライトディレクターの

ミッチ・ヘンダーソンによって、クルーたちに極秘に

漏らされてしまう。

 

ヘルメス号に乗るクルーたちは全員一致の意見で

長官の指令に反対し、地球上の軌道でスイングバイを

行いながら中国のロケットで打ち上げられた救援物資を

受け取ると、火星へ戻る。

 

 

ワトニーは、ヘルメス号が火星上の軌道に乗る日に

合わせて、アレス4用にあらかじめ送り込まれていた

MAV(Mars Ascent Vehicle)に向かうことになった。

 

彼はローバーを改造すると、居住施設に別れを告げて

出発する。

 

長距離を数十日間かけて走破し、ついに彼は

火星の重力を振り切る唯一の手段となるMAVに

たどり着く。

 

ワトニーはMAVを軽量化するため、

地球からの指示にもとづき、カバーやハッチ、

他クルー用の座席、制御機器をすべて取り外し、

外側から布製の覆いをかぶせる。

 

ワトニーが乗り込んだMAVはヘルメス号からの

遠隔操作によって打ち上げられるが、

軽量化のための覆いが打ち上げ途中に剥離し、

それに伴う空気抵抗でヘルメス号の軌道には届かず、

相対速度も低下しないままとなる。

 

ヘルメス号のクルーたちは船のエアロックのうち

進行方向先端部の一か所を自ら爆破して破壊し、

船内の空気を一気に強制放出する事で急減速を行い、

ワトニーも宇宙服の手の平に穴を開けて、

吹き出る空気の反動を利用してヘルメス号へ

近付こうとする。

 

彼等の命がけの工夫が功を奏し、全世界が中継映像を

見守る中、ワトニーは無事に船内に収容されて

クルーたちとの再会を果たした。

 

     「オデッセイ」の予告動画です

 




作品の感想

 

ストーリー展開や映像は素晴らしいの一言です。

 

なかなかの作品で観る価値は大いにあります。

 

ただ、1つだけ首をひねる場面があるのです。

 

それは火星の大気です。

 

火星には空気が少なく、気圧はかなり低いのですね。

(この事は劇中でも語られています)

 

風とは大気の移動ですよね。

 

つまり気圧が低いということは、風が吹いても

それほどの強風になるのだろかという疑問が

あるのです。

 

この辺の設定が失敗なのではないかと思います。

 

内容的には、評価は5の満点なんですが、

疑問が残ったために4にしました。

 

評価 ★★★★ (4/5)

 

「オデッセイ」は

下から視聴できますのでどうぞ!