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映画「そこのみにて光輝く」内容と解説

 

「そこのみにて光輝く」についてまとめます。

 

 

2014年製作

日本映画  R+15指定

上映時間:120分

配給:東京テアトル




解説

 

芥川賞候補に幾度も名を連ねながら受賞がかなわず、

41歳で自ら命を絶った不遇の作家・佐藤泰志の

唯一の長編小説を、綾野剛の主演で映画化した作品です。

 

呉美保監督がメガホンをとり、

愛を捨てた男と愛を諦めた女の出会いを描きます。

 

英題は「THE LIGHT SHINES ONLY THERE」です。

 

第87回アカデミー賞外国語映画賞部門に

日本代表作品として出品されたほか、

第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞、

キネマ旬報ベスト・テン1位のほか個人賞3部門を

獲得しました。

 

ブレーク前の菅田将暉が出演していて、

その演技が光っています。

 

作品の内容(あらすじ)

 

仕事を辞めブラブラと過ごしていた佐藤達夫は、

粗暴だが人懐こい青年・大城拓児とパチンコ屋で

知り合った。

 

そして、拓児について来るよう案内された先には、

取り残されたように存在する一軒のバラックで、

寝たきりの父、その世話に追われる母、

水商売で一家を支える千夏がいた。

 

世間からさげすまれたその場所で、ひとり光輝く

千夏に達夫はひかれていく。

 

 

しかしそんな時、事件が起こり・・・

 


 




キャスト

 

綾野剛(佐藤達夫)

 

 

パチンコや散歩をしてダラダラと暇を持て余す

生活をしている。

 

以前は道路などに使う石材を山で採掘する仕事現場で

人に指示を出す立場にあった。

 

数年前に爆破事故が起きてしまい責任を取って

仕事を辞めている。

 

大城拓児と千夏と知り合い、それぞれと関わっていく。

 

現在でも時々山の爆破事故が夢に出て来るため、

事故のことを乗り越えられないでいる。

 

池脇千鶴(大城千夏)

 

 

昼間は週3日水産加工場で働き、夜はバーの一室で

男に体を売って生活費を稼いでいる。

 

家が金銭的にギリギリの生活を送っていることや

問題のある家族、中島との不倫関係を

断ち切れないことに不満を持ちながら現在の状態に

身を置いている。

 

達夫と出会いお互いに惹かれるが、

ちょっとしたことから衝突する。

 

菅田将暉(大城拓児)

 

 

刑務所に入った過去があり、現在は仮釈放中。

日雇い労働者で、依頼がある時だけ中島の造園業を

手伝って働いている。

 

仕事がない時はパチンコをしており、

そこで達夫と知り合い親しくなった。

 

話好きかつ社交的で、初めて会った人ともすぐに

打ち解ける性格。

 

高橋和也(中島)

造園業を営む。

 

月に数回だけ拓児に仕事を手伝わせている。

 

仕事では親しみやすい性格で周りから慕われており、

私生活でも妻子想いの性格。

 

しかしそれは表向きの姿で、裏では危ない雰囲気を持つ。

 

気に入らないことがあれば凄んで見せることもあり、

自らが好意を寄せる千夏に対し半ば強引に不倫に

付き合わせている。

 

火野正平(松本)

達夫の元仕事場の先輩。

 

昔、仕事で使う発破作業中に右目を負傷している。

 

仕事を辞めた達夫を気にかけており、何度か会っては

彼に職場に戻ってもう1度一緒に働くよう誘う。

 

作品の感想

 

生活レベルが底辺の家族を描いていますが、

それぞれが何とか抜け出そうともがいているのだが、

抜け出せない。

 

しかし、精一杯生きている姿に感銘を受け、

「頑張れ」と応援したくなります。

 

綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉の演技が光っています。

 

特に、池脇千鶴の体当たり演技が素晴らしいの一言です。

 

評価  ★★★★★ (5/5)

 

是非、多くの人に観てもらいたい作品です!