「クリーピー 偽りの隣人」についてまとめます。

2016年6月公開
解説
日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した
前川裕の小説「クリーピー」を
実写映画化したサスペンススリラーです。
奇妙な隣人に翻弄されるうちに
深い闇に引きずり込まれていく夫婦の恐怖を、
原作とは異なる映画オリジナルの展開で
描き出しています。
主人公の犯罪心理学者を西島秀俊、
不気味な隣人を香川照之が演じるほか、
竹内結子、東出昌大ら豪華キャストが集結しました。
あらすじ
元刑事の犯罪心理学者・高倉(西島秀俊)は、
刑事時代の同僚である野上(東出昌大)から、
6年前に起きた一家失踪事件の分析を依頼され、
唯一の生き残りである長女の早紀(川口春奈)の
記憶を探るが真相にたどり着けずにいた。

そんな折、新居に引っ越した高倉と妻の康子は、
隣人の西野一家にどこか違和感を抱いていた。

ある日、高倉夫妻の家に西野の娘・澪が
駆け込んで来て、
実は西野が父親ではなく全くの他人であるという
驚くべき事実を打ち明ける。


キャスト
監督:黒沢清
高倉:西島秀俊
康子:竹内結子
早紀:川口春奈
野上:東出昌大
殺人鬼・西野:香川照之
西野にとらわれている少女・澪:藤野涼子
感想
内容は残念の一言。
前半はそれなりに面白いのですが、
後半がひど過ぎます。
まず、
野上と笹野高史が演じる2人の刑事は
不用心過ぎるのです。
普通、刑事は単独で行動はしないはずなのに
この2人は単独行動してしまいます。
そのような行動は、凶悪犯・西野の思うつぼです。
結局、二人は殺されてしまいます。
また、
薬漬けとはいえ簡単に「洗脳」されるのは何故か?
さらに
西野を射殺しても何も事件が解決せず、
高倉が殺人犯として裁かれ、
高倉の妻康子と、西野にとらわれていた少女の2人も
死体遺棄・殺人幇助・麻薬取締違反で裁かれる
展開になるだけ。
まったく、ただ単に犯人から解放される事だけを
考えた結末は『おそまつ』と言う以外にないです。
事件後はどうなるのかを考えた結末にしなかったのは
『駄作』であるとしか言えません。
この作品を金を払って観る価値はないです!
前半は面白かっただけに、とても残念な作品ですね。
評価 ★☆☆☆☆(1/5)
前半が面白かったので「1」。
この作品は下から無料で観る事ができますので、
内容のひどさを確認してみて下さい!